ドルコスト平均法より利益が大きい「バリュー平均法」の効果
こんにちはー!としろーです!!
これまで資産形成に向けた方法として、長期運用に有意なドルコスト平均法についておススメしてきまし。
<参考>過去にドルコスト平均法について触れた記事一覧
しかし、ドルコスト平均法よりも利益が大きい手法として、「バリュー平均法」がありますので、どちらかというと上級者向けの手法ですので、その概要と運用シミュレーションを行い、実際にどのくらいの効果の違いがあるか比較していきたいと思います。
バリュー平均法とは
バリュー平均法とは、そのときの基準価格と自分で設定した目標額に合うように補充または売却しながら積立していく方法です。
例えば、毎月3万円を目標額と設定した場合、1月は3万円、2月は6万円、3月は9万円として12月には36万円となり、その目標額の差額分を追加購入または売却するといった方法です。
要するに、安いときには大量に購入し、高いときには売却するといった価値重視といった手法です。
シミュレーションによる効果比較
ドルコスト平均法の場合
より深く理解するために、前提として、毎月3万円で1年間運用した場合、ドルコスト平均法では次のとおりとなります。※毎月の基準価額は想定
ドルコスト平均法の場合、購入金額は毎月3万円と一定なので元本累計は均等に増加していきます。その結果、平均取得単価は9,450円となり、12月の評価額380,956円に対して元本は360,000円と+20,956円となりました。
バリュー平均法の場合
次に、同じ条件でバリュー平均法で取り組んだ場合は次のとおりとなります。
バリュー平均法の場合、目標額にそのときの評価額を合わせるため、購入金額はそのときの基準価額によって増減します。基準価額が低下した5~7月・11月については、