上場企業で働くパパの家計公開!~家族資産目指せ3000万円~

上場企業で働くパパ(私)の家計を公開(赤裸々)するとともに、資産形成に向けた取り組みやノウハウを紹介していきます!

複利運用の最適解を考える

こんにちはー!としろーです!!

今日も昨日に引き続き子供と公園で鬼ごっこでした。

昨日と違うのは、先に子供が弱音を吐いたので、早々に終了したことですかねw

早く帰って冷蔵庫に残っていたリンゴでアップルパイを作りました。

なかなかの出来で好評でした★

 

今回は、前回のFIREに向けたシミュレーション時にさらっと条件とした複利について考えます。

 

 

複利運用とは

複利についてはみなさんご存じだと思いますが、運用益をそのまま元本に回して、さらに運用益を得る仕組みです。

同じ運用益が継続すると仮定した場合、元本が常に一定の単利と比較すると、遥かに多い資産が築けるため、いかに複利で運用するかが資産運用の重要なポイントとなります。

f:id:OneTera:20211114215738j:plain

 

複利運用の一般的なおすすめ方法

一般的に、複利運用をしていく上で、おすすめとされているのは、分配金がない投資信託(分配金があるものは分配金によって総資産が目減りする)を長期保有するということをよく見かけます。

考え方としては、自分自身で複利運用するのではなく、投資信託自身が運用益を再投資することで、総資産を増やし、さらに運用益を上げていくといった趣旨で、分配金がない投資信託を長期保有することで、複利運用が図れるといったものです。

さらに、長期保有することで、自分への税金がかからず、手数料が最小限に抑えられるといったメリットがあることからおススメとされています。

この考え方は正しいと思いますが、私自身次のデメリットがあると考えています。

 ①投資信託の基準価額が複利運用レベルの増加がない気がする。

 ②自分の資産として複利運用できていない気がする。

 ③いつ利確していいのかわからない気がする。

これらのことはみなさんも多かれ少なかれ感じていることと思います。

 

複利運用の最適解とは

複利運用するためには、定期的に運用益を元本に回すことと、運用利回りを常に一定以上確保することが必要となります。

例えば、株式の値上がり益で考えると、定期的に売り買いすることで、その値上がり益を元本に回すことを狙うこととなりますが、運用利回りを常に一定以上確保することは非常に難しいと思います。

そのため、多くの方が、高配当株による配当金で複利運用することが最適解だとの認識から、近年注目を集めている考え方となります。

高配当株は、歴史の長い老舗の企業も多くありますので、安定的に複利運用を狙う方には大変魅力的な手法です。

 

しかし、この方法は、企業が自身の成長にお金を回すのではなく、株主へ還元するものとして、ある意味、企業として総資産を目減りさせているようなものなので、必ずしも正しいとは限りません。

(配当金は維持されているが、肝心の株価が維持もしくは低下し、上昇が見込まれないといった株となっている可能性が高い)

 

アマゾンは配当はありません。過去から、自身の成長に継続投資してきたことで、大幅に企業価値を向上させ株価自体を向上させてきたことで、株価の上昇によって株主への還元を図っています。これも一種の複利運用の効果の結果と言えるのかもしれません。

そのため、単に高配当株を狙うのではなく、きちんと成長力のある企業を選ぶことも大事です。

f:id:OneTera:20211014220337j:plain

 

まとめ

結果として、個人レベルで考えると、高配当株による配当金の複利運用が良いと思いますが、社会全体で考えるとそうではないかもしれません。

配当金よりも自己の成長に投資している企業のほうが結果として株価の上昇により、より多くの運用益をもたらしてくれる可能性が高い気もします。

そのため、そのどちらにも分散して投資することが現時点の最適解としてお伝えします。今後の資産運用の参考としていただければと思います。