上場企業で働くパパの家計公開!~家族資産目指せ3000万円~

上場企業で働くパパ(私)の家計を公開(赤裸々)するとともに、資産形成に向けた取り組みやノウハウを紹介していきます!

FIREを考えてみる

こんにちは!としろーです!!

今日は子供と公園にいってがっつり遊んできました。

ひたすら鬼ごっこで自分が常時オニで走ってはダメという鬼畜仕様。

そんなに疲れはしないが、絶対に捕まえられない1時間を過ごしましたw

 

今日は、FIREについてお伝えします。

 

 

FIREとは

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった言葉で、直訳すると「経済的自立と早期リタイア」という意味になります。

FIREは欧米を中心に、世界的に流行している新しい生活スタイルでもありますので、近年の日本でもコロナ禍の影響もあり、若い世代を中心にFIREへの関心が高まっている傾向があります。

 

具体的にいうて、運用資産から得られる不労所得が日々の支出を上回ることを指します。

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FIREのために必要な資産について

まずはFIREのために必要な資産を考えてみましょう。

私の場合、だいたい月40万円程度の支出となるので、年間480万円が必要となります。

 

これに対して、資産運用の運用益が年5%と仮定した場合、480万円÷5%で9,600万円の資産が必要となることとなります。

 

その資産があれば、5%ルール(基本的には4%ルールですがアメリカと日本のインフレ率を比較すると日本の場合は5%程度となるという考え方)を適用することで、毎年5%を利用しても資産が目減りせずに維持できるという理論のもと、不労所得のみで生活することができます。

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シミュレーションをしてみる

だいたいの規模感がわかったところで、実際にシミュレーションしてみましょう。前提条件は次の通りです。

 

 ①運用益は年5%

 ②元本追加は年100万円(月8.3万円程度)

 ③運用益には20%の税金がかかる

 ④運用益は複利運用

 ⑤現時点の資産は300万円ある(年齢は38歳)

 

この条件からシミュレーションした結果、

43年後の2064年度の81歳で達成することができます。

(運用資産は1.2億円で運用益は年482万円として運用益の25倍の資産が必要!)

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わかっていたことですが、今後、子育てに必要なお金が加速度的に増えていく中、年100万円を資産運用に回すだけでも大変なのに、まさか達成が81歳とは。。。並大抵のことではないということがわかります。

 

もっと早く達成するためには、より多くの元本を作っていくこと、もしくは運用益を高めることが必要となります。

個人的には、運用益を高めることを念頭に入れることはあまりおすすめしません。なぜなら投資の神様であるウォーレンバフェットさんですら運用益年20%ですので、一般人の私たちは5%をベースに資産計画することで、大きなリスクを取らず安定して資産を増やすことができるため、精神的にも安心と言えるからです。

その時々の情勢によって、想定以上の運用益が得られたときはラッキーだという考えで収めましょう。

結果としてはコツコツ節約しながら元本を増やしていくことが王道です。

 

いつからFIREしたいですか

このたびの結果を見ると、81歳からFIREとなりますが、そのことにその人の人生にどれだけの意味があるのでしょうか?

81歳で健康である補償がないことや、年金や退職金で実際FIREできることもあり、実際にあまり意味がないような気がします。

 

私自身、FIREするとしたら50歳遅くとも55歳で達成したいと考えます。

なぜなら、会社生活も終盤に差し掛かり、セカンドライフを満喫するための様々な計画を立てながら実際に準備に入っていく期間だと考えているからです。

そのため、いろいろなしがらみに影響されずに自分の人生のためだけの判断を下すためにFIREという環境は非常にこころ強いものとなるからです。

 

やはりなにかを達成するには、「いつまでに」というのがもっとも大切なことだと思いますので、常に念頭に置いて取り組むべき事項として考えましょう。

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まとめ

みなさまいかがでしたでしょうか。

FIREの考え方・生き方については、みなさまご存じだったと思いますが、具体的なシミュレーションは行ったことはなかったのではないでしょうか?

年100万円の積み立てでは、現在300万円の運用資産があったとしても43年程度かかることとなるので、可能な限り、早くかつ多くの積み立てが必要となることがわかりました。

なお、今回のシミュレーションは、税金20%で計算しているので、NISAを最大限活用することでより短い期間で達成することも可能ですので、可能な限りNISA枠の活用をおすすめします。