定年について考える ~70歳定年法~
こんにちはー!としろーです。
最近は連日雨が降っていたこともあり日課のランニングができていませんでしたが、今日はひさしぶりに実施することができました。
いつも晩飯+ビール後に行くのでのんびりしたものなのですが、今日は2日空いていたせいか、ちょっと足がだるい感じです。
今回は、定年について考えるということで、近頃よく聞く70歳定年法についてお伝えします。
70歳定年法とは
70歳定年法とは、この4月に施行された「改正高年齢者雇用安定法」を指します。
70歳定年といっても70歳での定年が義務となったわけではなく、今の制度上、企業は希望するすべての従業員を65歳まで雇用することが義務付けられています。
70歳定年法においては、70歳まで就業機会を延長する「努力義務」が企業に課せられるようになったものです。
その具体的な主な内容とは
①定年を廃止すること
②定年を70歳にすること
③再雇用などで70歳まで働ける制度を導入すること
主なおもはこの3つとなりますが、ほかにもフリーランスとして働く人と個人委託することやNPOなど社会貢献事業ができるようにすることなどが定められ、これらの中から企業と社員が話し合って決めることとなっています。
なお、うちの会社は、グループ会社による再雇用枠を拡大したりするなどの施策に取り組んでいることから、各社さまざまな対応を迫られている状況となりますので、私たち従業員にとっては継続して働きやすい環境となっていくことが見込まれます。
定年延長した場合の年金はどうなるのか
60歳以降も継続し働いた場合、厚生年金に加入し続けることで、2階部分となる老齢厚生年金を増やすことが可能となりますので、単純に働いた分だけ年金が増えることとなります。
60歳以降も働く場合、関係会社などに再雇用する場合と同じ会社で雇用延長する場合の2パターンが一般的かと思いますが、前者であれば退職金を受け取り再就職後の給与水準が低下する可能性が高く、後者であれば、退職金も先送りとなるが職位・役職は維持されることで業務上の責任は重い反面、給与水準は維持されるといったことが見込まれます。
※どちらがいいかは人それぞれと思います。
どちらにせよ60歳以降も働くことで年金をもらうまでの定期的な収入を得られるだけでなく、その分年金が増えて老後の生活が充実するといったこととなるので、絶対働きたくないといった方以外は元気に継続して働くことがよいと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今後、さらに労働人口が減少してくことが見込まれることから、4月に70歳定年法が施行された内容についてお話しました。
働くことに関しての考え方は人それぞれですが、社会に必要とされ組織の仲間とともに切磋琢磨しながら過ごす社会人生活は大切なものと思います。
定年退職するときには同僚や後輩たちに惜しまれながら盛大に見送ってほしいと思うので、そのためには日ごろからの自分の意識や行動が大切であり、同僚とは一生付き合う大事な仲間だという意識をもって付き合うべきだと考えています。
また、働くことで自分の生きがいや健康維持にもつながるので、お金云々ではなく元気な限り働き続けたいと考えています。