賃金明細書の読み方 ~給与を公開~
こんにちはー!としろーです!!
今日はあまりの寒さにお気に入りのユニクロのダウンインナーベストをスーツ下に着こんで出勤しました。ほかの方々の多くはコートやジャケットなどほぼ見た目は冬の装いでなんかもう年末が近づいている実感がし始めた今日この頃です。
このたび私の10月分の賃金明細書が開示されましたので、今回はこの賃金明細書の読み方についてお伝えします。
賃金明細書とは?
賃金(給与)明細書とは、給与の支払い額や控除額がまとめて整理されたもので、支払われる給与や手当のほかに、健康保険料や厚生年金額および所得税などの控除の金額などが記載されています。
一般的にはそれに加えて勤怠情報も記載されていますが、私が勤めている会社は費用面のみの記載となっています。
10月分の記載内容は?
私の10月分の記載内容について、金額も含め次のとおりです。
支給
支給は給与として会社から支払われる総額です。(所謂、天引き前)
●基本給:年齢や継続年数に応じた給与の基本となる賃金
●時間外:時間外労働(休日出勤含む)などで支給される賃金
●手当:扶養手当、住宅手当、通勤手当などで支給される賃金
実際の支払い額は「基本給437,300円+時間外・手当131,764円=569,064円」でした。
控除
控除は、給与から差し引かれる保険料や税金です。(所謂、天引き)
法定控除分
●所得税
●住民税
●雇用保険料
●厚生年金保険料
●健康保険料
●介護保険料
その他控除分
●財形貯蓄
●年金保険(企業型)
●確定拠出(マッチング)
実際の控除額は「法定控除分132,305円+その他控除27,000円=159,305円」でした。
支払額(手取り)
そのため、支払額(=手取り)は「支給ー控除=409,759円」となりました。
給与と所得について
給与とは、会社から支払われる金額をいい、上記でいうと「支給」にあたる費用です。また、所得税や住民税といったものが対象となる所得については、各種控除額を引いた額となりますので、上記の支払額相当となります。
節税しようとすると、この控除対象となる費用をいかに拡大するかが重要となってくるため、概要だけでも頭に入れておく必要があります。
なお、控除される費用は、基本的に費用計上されたものが対象ですので、節税ではなく節約という観点から考えると、控除額も含めて普段必要のないものは極力しようしないことが原則という考え方もありますので、ご留意ください。
(医療費はちゃんと控除対象とすることが大事ですが、そもそも不必要な医療費は抑えることや、経費も可能な限り使用しないといったことも考え方の一つとしてあるイメージです。)
まとめ
給与明細とは、給与の支払い額や控除額がまとめて整理されたもので、ある程度、ちゃんと確認すべきものです。どちらも会社員にとって非常に重要な費用となりますので、各項目の内容を正しく理解し給与明細に不備がないかをきちんと確認しましょう。
ではまた!!